■アーティスト:Khruangbin(クルアンビン)
■タイトル:The Universe Smiles Upon You ii(ザ・ユニヴァース・スマイルズ・アポン・ユー ii)
■品番:DOC383JCD[CD]DOC383JLP-C1[LP/国内流通仕様]
■定価:¥2,500 +税[CD]¥7,200 +税[LP/国内流通仕様]
■その他:
世界同時発売、解説/レコーディング・スタッフのインタヴュー訳付、日本盤ボーナス・トラック収録[CD]
世界同時発売、解説/レコーディング・スタッフのインタヴュー訳付、ボーナス・トラックのダウンロード・カード封入(予定)、限定カラー盤[LP/国内流通仕様]
■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
01. Little Joe and Mary ii
02. Balls and Pins ii
03. White Gloves ii
04. The Man Who Took My Sunglasses ii
05. People Everywhere ii
06. Bin Bin ii
07. August Twelve ii
08. Dern Kala ii
09. Two Fish and an Elephant ii
10. Zionsville ii
11. M. Blanc*
*日本盤ボーナス・トラック
●テキサスのトリオ、Khruangbinは、2015年にリリースされたデビュー・アルバム『The Universe Smiles Upon You』の10周年を記念し、そのアップデート・バージョン『The Universe Smiles Upon You ii』を発表。「もし10年前に戻れるなら、自分たちに何を伝えるだろうか?」という自らへの問いかけに対し、バンドは、オリジナル・バージョンと同じ方法/日時/場所で新作のレコーディングを実施した。ニュー・アルバムは、オリジナル・アルバムとは一線を画す、繊細なアレンジと音楽的再解釈が随所に散りばめられている。バンドは『The Universe Smiles Upon You ii』で曲順とトラックリストを変更。オリジナル・アルバムのオープニング曲「Mr. White」を削除し、日本盤ではボーナス・トラックとして収録されていた人気曲「Bin Bin」を新たに収録。「Mr. White」のニュー・バージョンは、「M. Blanc」として、日本盤CDのボーナス・トラックとして「Bin Bin」の代わりに使用した。このリリースに合わせて、バンドは「White Gloves ii」のミュージック・ビデオも公開。Khruangbinが監督/プロデュース、そして主演を務めたこのビデオは、YouTubeで視聴可能だ。デジタル・アルバムはDead Oceansより全世界で既に配信中で、現在予約受付中のフィジカル・アルバムは、アナログ・レコードとデラックス・コンパクトディスクの2種類でリリース。いずれもアルバムのレコーディング・セッションの写真と、レコーディング過程に関するインタビューが掲載されている(日本盤にはインタビューの翻訳も封入)。「『もう一度やり直せばいい。10年後、同じ場所で同じ楽器を使って。私たちも違うから、プレイも違うだろう』と思った。でも、日が近づくにつれて、『10年後の若い人たちは、今の曲を今の姿で捉えるだろう。ただ、当時のまま演奏するだけじゃない。そういうのは私たちじゃない』って思った」と、Rolling Stone誌のインタビューに応じたLaura Lee Ochoaは、デビュー・アルバムを再レコーディングし、『The Universe Smiles Upon You ii』を制作するという決断について語った。
●ヒューストンをベースとするトリオ(ベースのLaura Lee Ochoa、ギターのMark Speer、ドラムのDonald “DJ” Johnson)、Khruangbinは、『The Universe Smiles Upon You』、『Con Todo El Mundo』という2枚のアルバムと共に、2019年の夏まで3年半近くもツアーを継続。その後、テキサス州バートンの農場にある自身のスタジオに戻り、サード・アルバム『Mordechai』の制作をスタートした。2020年6月にリリースされた『Mordechai』は米チャートの31位/英チャートの7位を記録。その他、ヨーロッパ、オセアニア、アジアの各国でもチャートインし、大きな成功をおさめた。その間、2020年には、Leon BridgesとのコラボレーションEP『Texas Sun』、2022年はその続編となる『Texas Moon』をリリース。また、マリ人のギタリスト、Vieux Farka Touréともコラボレーションし、Vieuxの亡き父、Ali Farka Touréを称えたアルバム『Ali』も2022年にリリースした。一方、2022年には、LAのGreek Theatre、ニューヨークのRadio City Music Hall、ロンドンのAlexandra Palaceでの伝説的な公演を含む、バンド史上最も大規模なツアーも実施。ツアーの仲間の多様なレパートリーにもスポットを当て、お気に入りのミュージシャンを紹介することにも力を入れてきたバンドは、2023年、数々のゲストをフィーチャーしたライヴ・アルバムをリリースする1年間のプロジェクトをアナウンス。5月のテキサス州オースティンはStubb'sでのKelly Doyle、Ruben Moreno、The Suffers、Robert Ellisとのライヴ・アルバムを皮切りに、ニューヨークはRadio CityでのNubya Garciaとのライヴ・アルバム、トロントはRBC Echo BeachでのMen I Trustとのライヴ・アルバム、マイアミはThe FillmoreでのToro Y Moi等とのライヴ・アルバム、そして、自身の楽曲のみを収録した12月の『Live at Sydney Opera House』まで、計5枚のライヴ・アルバムをリリースした。2024年4月には4枚目のアルバム『A La Sala』をリリース。4年ぶりとなるこの作品は、巨大化した自らを顧み、家族としての3人に戻り、バンドのみで作り上げた作品となった。