■アーティスト:PORRIDGE RADIO(ポリッジ・レディオ)
■タイトル:CLOUDS IN THE SKY THEY WILL ALWAYS BE THERE FOR ME(クラウズ・イン・ザ・スカイ・ゼイ・ウィル・オールウェイズ・ビー・ゼア・フォー・ミー)
■品番:SC483JCD[CD/国内流通仕様]SC483JLP-C1[LP/国内流通仕様]
■定価:¥2,500 +税[CD/国内流通仕様]¥5,500 +税[LP/国内流通仕様]
■その他:
世界同時発売、解説付、ボーナス・トラックのダウンロードカード封入(初回盤のみ)[CD/国内流通仕様]
世界同時発売、解説付、ボーナス・トラックのダウンロードカード封入(初回盤のみ)、限定カラー盤[LP/国内流通仕様]
■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
01. Anybody
02. Hole In The Ground
03. Lavender Raspberries
04. God Of Everything Else
05. Sleeptalker
06. You Will Come Home
07. Wednesday
08. In A Dream
09. I Get Lost
10. Pieces Of Heaven
11. Sick Of The Blues
※初回盤のみボーナス・トラック「A Hole In The Ground (demo)」「Pieces of Heaven (demo)」のダウンロード・カード封入
●2024年10月18日、Porridge RadioはSecretly Canadianより4枚目のアルバム『Clouds In The Sky They Will Always Be There For Me』をリリースする。『Clouds In The Sky They Will Always Be There For Me』は、燃え尽き症候群、音楽業界、失恋、そしてバンドのリーダーであるDana Margolin自身がアーティストとしての技巧に没頭していくことにインスパイアされた青春の瞬間だ。Margolinの冷酷なまでに自問自答するその作風は、アルバム全体を通して忍耐強く構築され、悲劇的なまでに激しく、これまでで最も影響力のあるバンドのサウンドとマッチする。「ほとんどすべての曲は詩から始まった」と、Margolinはこれまでとは違った曲を書くアプローチについて語る。ソングライターは常に音楽のトリックの背後に隠れることができるということを学んだ彼女は、「しかし、詩では隠れることはできない」と続ける。『Waterslide, Diving Board, Ladder To The Sky』を引っ提げた絶え間ないツアーが終わった2023年の初頭は、Margolinにとってアイデンティティ、創造性、家族について考え、節々に疑問を投げかける時期だった。彼女は「自分自身を傷つけることなく創造性を維持するにはどうすればいいか」と、進むべき道を見つけ出したいと考えていた。同時に、燃え尽き症候群から立ち直った後、短期間ではあったが激しい恋愛関係に終止符が打たれた。リード・シングルの「Sick of the Blues」でも明らかなように、この恋愛とその後の失恋は、『Clouds In The Sky They Will Always Be There For Me』を構成する曲の発端になった。「このアルバムの多くは、より熱狂的で絶望的な愛について歌っている」とMargolinは言う。長年、Big ThiefやLaura Marlingのエンジニアを務めてきたDom Monksのプロデュースによる『Clouds In The Sky They Will Always Be There For Me』は、2024年初頭にフルームでレコーディングされた。Margolin(guitar, vocals)、Georgie Stott(keyboards, backing vocals)、Sam Yardley(drums, keyboards)、Dan Hutchins(bass)によるバンドは、これまで以上に緊密にアルバム制作に取り組み、今回は全員がプロデューサーと同じ部屋でレコーディングをおこなった。「私たちは、非常に特殊で感情的に激しいライヴをするバンドとして知られているけど、Domはその感覚を伝える方法を知っていた」とMargolinは語る。そして、真の創造的飛躍を遂げたという意気込みを持って、Margolinはアルバムを振り返る。「初めて何かを作ったような気がする。バンドとしての私たちの友情と、一緒に演奏することから学んだことに関して、何かを捉えた。自分の直感にとことん従うこと、友人とその忠誠心を信じること、人ときちんと喧嘩して、それでも一緒に戻ってこられる自分を信じること。レコードを作ることが私の人生であり、仕事であり、楽しみなのだから。すべてがこのことに結びついていて、私を傷つけない方法がここには存在する」とMargolinは語る。
●近年、新たなコレクティヴとして独自のスタイルを形成しているブライトンのDIYシーン。Porridge Radioはその筆頭として知られる。2015年、フロントパーソン、Dana Margolinによってバンドはスタート。2016年にはデビュー・アルバム『Rice, Pasta and Other Fillers』をリリースし、倉庫でライヴ・レコーディングされたその生々しいサウンドが話題となった。2019年にはSecretly Canadianと契約し、2020年3月にセカンド・アルバム『Every Bad』をリリース。アルバムはPitchforkのBest New Albumに選ばれるなど高い評価を獲得し、マーキュリー・プライズにもノミネートされた。2022年5月には、目下の最新作となるサード・アルバム『Waterslide, Diving Board, Ladder To The Sky』をリリースした。