■アーティスト:KHRUANGBIN(クルアンビン)
■タイトル:A LA SALA(ア・ラ・サラ)
■品番:DOC357JCD[CD]DOC357JLP-C6[LP/国内流通仕様]
■定価:¥2,500 +税[CD]¥5,600 +税[LP/国内流通仕様]
■その他:
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック収録[CD]
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、ボーナス・トラックのダウンロード・カード封入、限定カラー盤(ゴールド)[LP/国内流通仕様]
■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. Fifteen Fifty-Three
2. May Ninth
3. Ada Jean
4. Farolim de Felgueiras
5. Pon Pón
6. Todavía Viva
7. Juegos y Nubes
8. Hold Me Up (Thank You)
9. Caja de la Sala
10. Three From Two
11. A Love International
12. Les Petit Gris
13. May Ninth (2008 Demo)*
*Bonus Track
●『A La Sala』は、バンドがレコーディングをする場所に戻ることをテーマとしている。アルバムはSteve Christensen(エンジニア)の倉庫(Terminal C)でレコーディングされ、リヴィング・ルームのようなフィーリングを持つ。感情的にスタート地点に完全に戻ることはできないとしても、コロナやコラボレーション・アルバムの後、バンドは帰郷することが本当に必要だと感じた。また、家族というテーマも存在した。ライヴやプロモーション等、物事はすべてが巨大化してしまったため、家族としての3人に戻り、感情的なレコーディング・プロセスを採るのは正しいことだと感じていた。『A La Sala』は以前のダブ・アルバムに収録されていた曲の曲名だが、Lauraはいつもリヴィング・ルームに人を集めるときにそう叫んでいた。これは一体感の象徴だ。バンドがこうして一緒にプロジェクトに取り組むのは2019年以来となる。そして、これは、Will van Horn(ペダル・スティール)抜きでの初めてのアルバムで、Khruangbin史上初のゲストなしの作品となる。振り子と同じように、遅かれ早かれ、反対側に振られなければならなかったのだ。音楽的/テーマ的には、リヴィング・ルームにいるような暖かさを音で表現しようとした。また、曲名はどれも極めて具体的だが、リスナーの解釈次第でもある。視覚的には、窓がリヴィング・ルームの焦点だった。そこは、空想にふけることのできる空間で、アルバム全体を通して視覚的なつながりとなる(ジャケット等)。
●ヒューストンをベースとするトリオ(ベースのLaura Lee Ochoa、ギターのMark Speer、ドラムのDonald “DJ” Johnson)、Khruangbinは、『The Universe Smiles Upon You』、『Con Todo El Mundo』という2枚のアルバムと共に、2019年の夏まで3年半近くもツアーを継続。その後、テキサス州バートンの農場にある自身のスタジオに戻り、サード・アルバム『Mordechai』の制作をスタートした。2020年6月にリリースされた『Mordechai』は米チャートの31位/英チャートの7位を記録。その他、ヨーロッパ、オセアニア、アジアの各国でもチャートインし、大きな成功をおさめた。その間、2020年には、Leon BridgesとのコラボレーションEP『Texas Sun』、2022年はその続編となる『Texas Moon』をリリース。また、マリ人のギタリスト、Vieux Farka Touréともコラボレーションし、Vieuxの亡き父、Ali Farka Touréを称えたアルバム『Ali』も2022年にリリースした。一方、2022年には、LAのGreek Theatre、ニューヨークのRadio City Music Hall、ロンドンのAlexandra Palaceでの伝説的な公演を含む、バンド史上最も大規模なツアーを実施。ツアーの仲間の多様なレパートリーにもスポットを当て、お気に入りのミュージシャンを紹介することにも力を入れてきたが、2023年、数々のゲストをフィーチャーしたライヴ・アルバムをリリースする1年間のプロジェクトをアナウンス。5月のテキサス州オースティンはStubb'sでのKelly Doyle、Ruben Moreno、The Suffers、Robert Ellisとのライヴ・アルバムを皮切りに、ニューヨークはRadio CityでのNubya Garciaとのライヴ・アルバム、トロントはRBC Echo BeachでのMen I Trustとのライヴ・アルバム、マイアミはThe FillmoreでのToro Y Moi等とのライヴ・アルバム、そして、自身の楽曲のみを収録した12月の『Live at Sydney Opera House』まで、計5枚のライヴ・アルバムをリリースした。