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2024.4.26 ON SALE[世界同時発売]

インディ・フォークを代表するシンガーソングライター、アイアン&ワインの新作が完成。サブ・ポップ復帰作でグラミー賞にもノミネートされた前作から7年、通算7枚目となるアルバム『ライト・ヴァース』、リリース。
●ゲスト:フィオナ・アップル他


■アーティスト:IRON & WINE(アイアン&ワイン)
■タイトル:LIGHT VERSE(ライト・ヴァース)
■品番:OTCD-6871[CD/国内流通仕様]/SP1615LPXJ[LP/国内流通仕様]
■定価:¥2,600 +税[CD]/¥5,800 +税[LP]
■その他:世界同時発売、解説付
■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. You Never Know
2. Anyone's Game
3. All in Good Time
4. Cutting It Close
5. Taken by Surprise
6. Yellow Jacket
7. Sweet Talk
8. Tears that Don't Matter
9. Bag of Cats
10. Angels Go Home

●パンデミックが始まり、世界が閉ざされたとき、Iron & WineことSam Beamの創作活動も停止した。その代わり、このシンガーが長い間感じたことのなかった家庭的な時間が生まれた。ただ、そこには多くの報酬があったが、音楽を作ることはそのひとつではなかった。「僕や僕の友人や家族のほとんどが、他の多くの人たちに比べれば比較的無傷でパンデミックを乗り切れたことは、恵まれていたと思うし、感謝している。僕が一番書きたくなかったのはコヴィットのことだったのに、ペンを持つたびに、その思いが片隅に残って端離れなかった。これは2年以上続いたんだ」と当時を振り返り、Beamは語る。友人でありプロデューサーのMatt Ross-Spangと共にEP『Lori』のためにLori McKennaの曲をレコーディングするため、メンフィスでセッションを行ったことが、復帰への旅の始まりとなった。このカタルシスのような経験によって、Beamは音楽を作ることへの愛を取り戻し、やがて麻痺は治まり、歌詞を書き上げ、後に『Light Verse』となる作品のためにスタジオを予約するようになった。『Light Verse』は、エンジニア/ミキサーのDave Wayと共に、ローレル・キャニオンにある彼のスタジオ、Waystationでレコーディングされ(24人編成のオーケストラとの追加のセッションはスタジオ、Silent Zooでおこなわれた)、Tyler Chester、Sebastian Steinberg、David Garza、Griffin Goldsmith、Beth Goodfellow、Kyle Crane、Paul Cartwrightといった才能あるミュージシャンが参加した。そして、デュエット曲「All In Good Time」には、Fiona Appleがヴォーカルで参加した。このアルバムはIron & Wineにとって最も遊び心のあるアルバムかもしれないが、このタイトルは、パンデミックの重苦しさと不安の後に、喜びとともに曲が生まれたことを反映しているとBeamは言う。『Beast Epic』や『Weed Garden』といった最近のアルバムが、中年の弱さや傷つきといった不穏な空気を漂わせていたのに対し、『Light Verse』の曲はそれを受け入れて集中することに置き換えている。4月26日にリリースされる『Light Verse』は、Iron & Wineの通算7枚目、Sub Popからは5枚目のフルアルバムとなる。
●Iron & Wineは米サウスカロライナ州出身のシンガーソングライター、Sam Beamによるソロ・プロジェクトだ。フロリダ州立大学で芸術学の修士号を取得したSam Beamは、大学などで教師をしながら曲を書き続け、レコード会社にデモを送付。それが機となり、Sub Popと契約。2002年にデビュー・アルバム『The Creek Drank The Cradle』をリリースした。2004年にはセカンド・アルバム『Our Endless Numbered Days』をリリース。初めてプロフェッショナルなスタジオでレコーディングされたこのアルバムは大きな評価を獲得。後の大ブレイクへの大きな礎となった。2007年にはサード・アルバム『The Shepherd's Dog』をリリース。アルバムは米アルバム・チャートの24位を記録し、多くのメディアで同年のベスト・アルバムの一枚に挙げられた。2011年にはメジャー移籍後初となる4枚目のアルバム『Kiss Each Other Clean』をリリース。米アルバム・チャートの2位を記録。英でもトップ40ヒットなり、各国のチャートにもランクイン。ワールドワイドでのブレイク作となった。2013年には5枚目のアルバム『Ghost On Ghost』をリリース。ジャジーなサウンドにシフトしたこの作品も各国でヒットした。その後、Ben BridwellやJesca Hoopとのコラボ作を挟み、2017年8月にはSub Pop復帰作となる6枚目のアルバム『Beast Epic』をリリース。同作は第60回グラミー賞の「ベスト・アメリカ―ナ・アルバム」にもノミネートされた。

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