■アーティスト:BON IVER(ボン・イヴェール)
■タイトル:SABLE,(セイブル、)
■品番:デジタル
■定価:デジタル
■収録曲目:
01. …
02. THINGS BEHIND THINGS BEHIND THINGS
03. S P E Y S I D E
04. AWARDS SEASON
●本日、Bon Iverは『SABLE,』をリリースする。5年以上ぶりの新作であり、2009年以来のEPとなるこの作品には、連なる3曲を収録。これは、Justin Vernonが癒しと処理の過程において異なる時点で書いた、自伝的で直接的なものとなる。「THINGS BEHIND THINGS BEHIND THINGS」は、Vernonがアーティストとしての将来に迷っていた2020年にさかのぼる。彼の人生で最も困難な時期のひとつで、落ち着かない不安の中から生まれたこの曲は、文脈を解きほぐし、自分自身を元に戻すことをテーマとしている。「S P E Y S I D E」は、2021年にキーウェストでキャンプをしていたときに、明晰さと内省の瞬間に生まれた謝罪の言葉である。「AWARDS SEASON」は、2023年にミネアポリスのレイク・オブ・ザ・アイルズ周辺を長い間散歩していたときに思いついた、大きな変化を把握するための最新の作品だ。Justin VernonとJim-E Stackによってプロデュースされた『SABLE,』の3曲は、ウィスコンシン州のエイプリル・ベースでレコーディングされ、Erinn Springer監督による3本のビデオも公開されている。『SABLE,』には、Eli Teplin(synthesizer)、Greg Leisz(pedal steel)、Mike Lewis(saxophone, organ, piano)、Rob Moose(viola)、Trever Hagen(trumpet)らのBon Iverのコラボレーターが参加し、Justin Vernonの声とギターを中心にアレンジが施されている。このEPは、Bon Iverを丸裸にし、元々このプロジェクトを立ち上げたときに存在した主要な要素だけにしたもので、リセットとリイントロダクション(再導入)を意味する。最も黒に近い色から名付けられた『SABLE,』は、蓄積された闇の投影でもあるが、その重圧と個人的な混乱を解き放つものでもある。「I」という言葉で始まり、「Everything we've made」で終わるこの3連作は、変容であり、新しい物語の始まりでもある。Justin Vernonは「AWARDS SEASON」で、「僕はsable(真黒)、そしてハニー、僕らはfable(寓話)」と歌っている。