■アーティスト:Aesop Rock(エイソップ・ロック)
■タイトル:I Heard It’s A Mess There Too (アイ・ハード・イッツ・ア・メス・ゼア・トゥー)
■品番:RSE427JCD[CD/国内流通仕様]※帯付で解説他はつきません。
■定価:未定
■その他:世界同時発売
■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
01. Crystals and Herbs
02. The Cut
03. Full House Pinball
04. Bag Lunch
05. Spin to Win
06. Opossum
07. Oh My Stars
08. Potato Leek Soup
09. Pay the Man
10. Poly Cotton Blend
11. Call Home
12. Sherbert
●Aesop Rockにとって、「I heard it’s a mess there too(あそこもめちゃくちゃだって聞いた)」というフレーズは、最初は歌詞の一節に過ぎなかった。だがその言葉が彼の心に深く刻まれるのに、そう時間はかからなかった。それはどこか懐かしい感覚を呼び起こした。ここ数年、各地に住む友人たちと近況を確かめ合い、お互いの居場所やそこで起きていることを語り合う中で、それは何千回も口にしてきた言葉のようだった。このフレーズを噛みしめるほど、それはより大きな何かの中核のように感じられるようになった。『I Heard It’s A Mess There Too』は、Aesopにとって二つの個人的な衝動の交差点に位置している。外に出て周囲の世界を記録したいという欲求と、特に物事が不確かな時にこそ、繋がりを保ちたいという欲求だ。音楽的に、Aesop Rockはこのアルバムで新たな領域を探求している。「何年も同じやり方でトラックを作ってきた。でも、今回は意識的にプロセスを変えた。新しいツールをいくつか試して、ビートをよりクリーンでミニマルなものにしようと試みた。ドラムはより削ぎ落とされ、ベースラインはただそこに存在し、その上に10個ものものを重ねる必要はない。ビートとボーカルが注目を集めようと競い合うようなことはしたくなかった。波を起こすのに十分なだけで、それ以上は求めず、自分が心を動かすムードを醸し出すだけでよかった」と彼は言う。この12曲は、試行錯誤と新しいもの探す道のりにおける、様々な節目となるものだ。
●Aesop Rockは、高く評価されているヒップホップ・アーティスト/プロデューサーで、その緻密で抽象的な言葉遊びで知られている。彼のキャリアは、El-Pによる現在は解散したレーベル、Def Juxの主要メンバーとしてスタートした。現在まで、10枚のソロアルバムなどをリリース。彼の歌詞は、作家/活動家のNikki Giovanni教授によるNew York Timesのベストセラー『Hip-Hop Speaks to Children』(2008年) や、イェール大学の『Anthology of Rap』(2010 年) にも掲載され、音楽は、Tony Hawkの『Pro Skater 4』、『Underground 2』、『American Wasteland』、2K Sportsシリーズの『NBA 2K6』、Forzaの『Horizon 3』、Maddenの『NFL 2017』など、多数のビデオ・ゲームにも採用されている。