■アーティスト:JAMILA WOODS(ジャミーラ・ウッズ)
■タイトル:WATER MADE US(ウォーター・メイド・アス)
■品番:JAG442JCD[CD]
■定価:¥2,500 +税
■その他:世界同時発売、解説/歌詞/対訳付、日本盤ボーナス・トラック4曲収録
■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. Bugs
2. Tiny Garden (ft. duendita)
3. Practice (ft. Saba)
4. let the cards fall
5. Send A Dove
6. Wreckage Room
7. Thermostat (ft. Peter CottonTale)
8. out of the doldrums
9. Wolfsheep
10. I Miss All My Exes
11. Backburner
12. libra intuition
13. Boomerang
14. Still
15. the best thing
16. Good News
17. Headfirst
18. Sunflower (Demo)*
19. Still (Early Version)*
20. Send A Dove feat. Peter Cottontale (Early Version)*
21. Practice (Sen Morimoto Remix)*
*日本盤ボーナス・トラック
●シカゴのミュージシャンで詩人のJamila Woodsは、2019年の絶賛されたアルバム『LEGACY! LEGACY!』以来となる新作『Water Made Us』を10月13日にJagjaguwarからリリースする。このアルバムはMcclenneyとJamila Woodsの共同エグゼクティヴ・プロデュースで、Saba、duendita、Peter CottonTaleが参加している。アルバムのタイトルは、著名なToni Morrisonの言葉、「All water has a perfect memory and is forever trying to get back to where it was(すべての水は完璧な記憶を持っていて、絶えず元の場所に戻ろうとしている)」をさりげなく引用。ここでは、記憶、場所、そして戻るという感情が、柱として機能する。2017年の『HEAVN』では、黒人フェミニスト運動の組織化の系譜の中で、自身のコミュニティを讃えることを発見。2019年の『LEGACY!LEGACY!』では、象徴的な黒人と褐色のアーティストの語り継がれるペルソナを通して、自らの人生経験をリフレーミングしたが、『Water Made Us』は、全く新しい方法をもって、自己啓示的な作品へと仕上げられた。アルバムはLAを拠点とするプロデューサー、McClenneyと繋がったことでストーリーが形づくられ始め、2人は協力して各曲をゼロから作り上げた。こうして出来上がった『Water Made Us』は、前作では分かち合えなかったWoodsの新たな一面を明らかにし、これまでで最もパーソナルなアルバムとなった。「『Water Made Us』は、私がこれまで作った中でも、最もパーソナルで傷つきやすい作品のように感じる。素材から創作するのが好きなの。題材に深く潜り込み、発見したことから外挿することが。私たちは2年間家にこもって、私自身が素材になった。セラピスト、占星術師、話を聞いてくれた家族や友人たち、そして日記に書いた考えや疑問を処理し、この作品へと変化させる手助けをしてくれた人たちに感謝。あなたの心がどのような段階にあるにせよ、この作品が、人間関係のライフサイクルの中であなたをサポートしてくれるプレイリストのように感じられることを願ってる」とJamilaはアルバムについて語る。
●Jamila Woodsはシカゴをベースに活動するR&Bのシンガーで、Chance the Rapperの「Sunday Candy」(アルバム『Surf』収録)や「Blessings」(ミックステープ『Coloring Book』収録)でのコラボレートや、Macklemore & Ryan Lewisの「White Privilege II」への参加で知られる。2016年、デビュー・アルバム『HEAVN』をフリー・ダウンロードでリリース。Chance the Rapper、Noname、Saba、Lorine Chia、Kweku Collins、Donnie Trumpet等が参加したこのアルバムは大きな話題となり、Pitchfork他、多くのメディアで年間ベスト・アルバムの1枚に選出された。その後、Jagjaguwarと契約。翌2017年の10月、『HEAVN』はフィジカルでもリリースされた。2019年5月にはセカンド・アルバム『LEGACY! LEGACY!』をリリース。oddCouple、Peter Cottontale、Slot-A等のプロダクションを含み、Saba、Nico Segal、Nitty Scott等をフィーチャーしたこのアルバムも、各メディアの年間ベスト・アルバムに選ばれる等、高い評価を博した。Woodsは、これまでに、バルセロナやポルトガルでのPrimavera、Day Inn / Day Out、Format Festivalといったフェスティヴァルでプレイ。Corinne Bailey Rae、Rafael Saadiq、Common他、多くのアーティストとステージを共にしてきた。また、プッシュカート賞も受賞した詩人である彼女の作品は、Library of Americaのアンソロジー、『African American Poetry: 250 Years of Struggle & Song』(2020年)でも紹介されている。重ねて、彼女は、ニューヨーク大学「Tisch School of the Arts」における2021-2022年度の、「Clive Davis Institute of Recorded Music」のアーティスト・イン・レジデンスでもある。