■アーティスト:FANTASTIC NEGRITO(ファンタスティック・ネグリート)
■タイトル:WHITE JESUS BLACK PROBLEMS(ホワイト・ジーザス・ブラック・プロブレムズ)
■品番:FNWJBP01J[CD/国内流通仕様]
■定価:¥2,500+税
■その他:世界同時発売、解説付
■発売元:ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. Venomous Dogma
2. Highest Bidder
3. Mayor Of Wasteland
4. They Go Low
5. Nibbadip
6. Oh Betty
7. You Don't Belong Here
8. Man With No Name
9. You Better Have A Gun
10. Trudoo
11. In My Head
12. Register Of Free Negroes
13. Virginia Soil
●グラミーを三度受賞したシンンガー/ソングライター/ミュージシャン/活動家、Fantastic NegritoことXavier Dphrepaulezzは4枚目のアルバム『White Jesus Black Problems』を6月3日、自身のレーベル、Storefront Recordsよりリリースする。またアルバムに付随し、音楽とセットになるフィルムも制作。自身が育ち、現在も住むオークランドでソングライティング、レコーディング、撮影の全ては行われた。『White Jesus Black Problems』は、自身の祖先を調べ、そこからインスピレーションを受けたアルバムとなる。彼の7代目の祖母はスコットランド人の年季奉公人であった。彼女は、1750年の植民地時代のバージニアの人種差別的な法律に公然と反抗し、アフリカ系アメリカ人の奴隷である7代目の祖父と慣習法による結婚をした。二人のラヴ・ストーリーは、非人道的で残忍なシステムに対し、愛だけを武器に立ち上がった証だ。彼らの忍耐は、現代の偏向した社会で、白人至上主義、偏見、無知、恐怖、暴力に直面しても、絶えず闘うことの美徳を教えてくれる。現代の私たちよりもはるかに大きな侮辱と暴力を受けた人々が、それでも、人と人とのつながりや愛するという決意を通し人間性を保つことができた、という物語を伝えることは意義深い。1759年に彼らができたのなら、2022年の私たちにもできるはずである。
●Fantastic NegritoことXavier Dphrepaulezz(イグザヴィア・ディーフレッパレーズ)は、米カリフォルニア州オークランドの正統派イスラム教徒の家庭で育った。銃で襲われる等、死と隣り合わせの環境下、1993年にInterscopeと契約。1995年にXavier名義でアルバム『The X Factor』をリリースするも、1999年、交通事故で瀕死の重傷となり、音楽活動から離れる。2014年、再びオークランドの路上で演奏を開始したXavier は、2015年にNPRの第1回「Tiny Desk Concert」で優勝。2016年にFantastic Negrito名義でのデビュー・アルバム『The Last Days of Oakland』をリリースし、第59回グラミー賞で最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバムを受賞した。その後も、2018年にセカンド・アルバム『Please Don't Be Dead』、2020年にサード・アルバム『Have You Lost Your Mind Yet?』とコンスタントにアルバムを発表。この2作もグラミー賞で最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバムを受賞し、3作連続でグラミー獲得という快挙を成し遂げた。また、Sturgill SimpsonからChris Cornellまで、様々なアーティストとツアーし、ほぼすべての主要フェスティバルでプレイ(フジロックフェスティバル'20への出演も予定されていたがCOVID-19の為、開催延期)。StingやE-40等とコラボレーションも行い、自身のレーベル、Storefront Recordsも設立した。更に、音楽以外にも、若者の教育と能力向上を目指す都市農場、Revolution Plantationを創設している。